お仕事について色々かんがえてみた

首都圏に住む子育て中の働く主婦(社労士有資格者)のブログ

それは労働とすら呼べない

センセーショナルな書き出しになってしまうのはご容赦願いたいです。

電通の新入社員が新人の内に追い詰められて自死を選んだ事件に関する所感です。まるで早口言葉の様になりましたが、これは過労死というよりも拷問死だなと感じました。

何だか、この自死を選んだお嬢さんが携わっていたのは、労働じゃなくて拷問じゃないかって。

私は過労死という過重労働に起因する事故死に対して容赦するつもりは一切ありません。それを管理しきれなかった企業には逃れられない責任があるので、もし遺族さんがやるなら弁護士さんには前回の大島さんと同様に1億でも2億でももぎ取って上げて欲しい。

嫌だったら労働者に無体を強要しなきゃいいだけの話です。ろくに労働管理も出来ないならさっさとトップをすげ替えて体質改善にかかればいいのですから。

 

私がワンオペ育児で家庭を切り盛りする我が家の大黒柱は当然、苛烈な仕事人間です。新入社員の頃にはほぼ眠られない仕事に放り込まれてサバイバルを生き抜いたメンタルモンスターでもあります。

うちの夫は入社当時、新入社員きっての高学歴社員で、入社早々に難関試験突破した事でそれはそれは面倒な嫌がらせを受けたと聞きました。ただ、夫はその母である義母が頭の良い人間はどう足掻いても嫌がらせを受けるのを承知していたので、その伝手でコネ入社として役員からの口利きを得ており、そこまで精神的な嫌がらせは酷くはなりませんでした。

 

私も子供の入社時には資格登録して保証人の欄に「社会保険労務士」として記名押印するつもりでいます。何か子供にしたら、すぐに出る所に出ますよ。と無言のプレッシャーを掛けます。それ位、学歴や脳みその作りにコンプレックスのある人間が上に付いてしまうと面倒なんです。私自身もやや高学歴な女子だったので、その面倒さは重々承知しています。

 

その前提を踏まえて、今回の電通の新入社員さんが自殺した件を眺めて見ると状況がよく理解出来ると思います。そこには過重労働だけではなくて「いじめ」もあった筈。

母子家庭出身の東大出の新入社員、簡単に退職もしないと思ったら、いいサンドバッグになりますよね。その嫌がらせを続けた上司とやらの学歴も調べてみるといいですよ。少なくとも東大じゃないでしょう。その上司とやら、今頃何を考えているんでしょうね。

ろくに物を考えられない状況まで仕事をさせる。ここまでは体育会系を勘違いしたダメな会社にはよくある話。なので、そこだけを取り上げて論ずると某大学の長谷川某の様な明後日な意見するバカが現れる。

そこじゃない。

その身動き出来ない状態にほぼ洗脳を受けた状態で、上司にいじめを受けていたんですよ。彼女は。若く、可愛らしく、高学歴、将来的には確実に当時の上司を追い抜くだろう人材。いじめて転職させたかったんでしょう。

なのに、簡単には辞められない彼女がそれでも笑顔を見せようとするのを見て、いじめがエスカレートした。クズの連鎖です。無能スパイラルが起きたのだなと容易に想像つきます。

もちろん、もっと別の要因があった可能性もあります。上司がセクハラをしかけて、それを断った彼女をどうしても追い出したくなっていじめが悪化したとか。

もちろん、全て想像であり単なる妄想なのですけどね。

 

要するに、過労死にばかりクローズアップされてしまうけれど、これは社内いじめが大きく関係する話だと思います。

まさか、就職した先の大企業でいじめを受けて娘が自殺してしまうだなんて、辛すぎます。

私なら、娘がSOSを出した瞬間に辞表を書かせます。そして民法による雇用関係の終了を狙って自宅に連れ帰って、一緒に旅行に出ます。孟母三遷。環境がダメなせいで子供の命が奪われる位ならのんびり転職活動しながらフリーターでもしてくれたらいい。

でも、普通の母親はそんな事は知らないでしょう。過労死に対して遺族が起こす訴訟。それは自分の家族の名誉を守る為の戦いで、遺族が寿命を終えても法務省に記録を残せる弔いでしかない。その金額は正当性の証明。だから金額を莫大なものにする事に注力する。そのお金があっても遺族は幸せになんてなれない。

虚しい。だったら、一時期負け犬になっても全然構わない。

死ぬほど大切な仕事なんてない。もういいから、仕事も学校も辞めて帰っておいで。

お前が泣きながら毎日を心無い人間に這いずり回らされるために育てたんじゃないから、守ってあげるから。

 

そう言える強さと賢さを周囲が過労死遺族の方に教えて上げられてたら、不幸な人が減らせてたでしょうに。

だから、その辺の主婦である私が言います。命が失われてからじゃ遅いんです。

 

もし、この記事をどこかのママが読んでくれる事があったら、「孟母三遷」この故事成語をどうぞ胸に置いて欲しいと思います。

自分の子供を守るために無茶をしても許される。それが母親ってもんですよ。

ただ、過保護なモンクレになってしまわないようには、いつも気を付けないといけないのですけどね(笑)